一級建築士 合格体験記6〜設計製図試験の勉強〜
アラサー兼業主婦のミケネコです。
設計製図試験の勉強体験談を紹介します。
設計製図試験講座
学科試験の翌週には、日建学院 で設計製図試験コースの説明会がありました。
説明会後に営業担当がぞろぞろと教室に入ってきて、学科試験を契約した営業担当が受講生の近くへ行き、契約することが前提で話が進められました。
ミケネコを含め、他の説明会に参加した受講生もその場で契約していたようです。
ミケネコは、学科で高額なコースを にしていたので設計製図コースに割引きがありました。
2019年度は、45万(税抜き)で、学科で高額なコースの受講生は20万(税抜き)になるようです。
えーーーっ、この数年でかなり値上げされてて驚きです。
2年目以降の受験生向けの長期コースだと60万(税抜き)、1ヶ月だけの短期コースだと22万(税抜き)、通信講座だともっと安いですが、全体的に高い印象です。
設計製図の合格率は約40%です。
そもそも学歴や実務経験がないと受験すら出来ず、その中でも学科試験を通るのは狭き門で、そこを通った受験生だし2年目や3年目の受験生もいて、4割しか受かりません。
大金をかけても受かるとは限らない、しかも合否判定が明確にわからない謎多き試験です。
こんな大金を払っても合格保証もないですし、資格学校ってすごいですね。
話が逸れましたが、8月から日建学院の設計製図講座が始まりました。
ミケネコは毎週日曜日に通学しました。
学科講座とは違い講師がいますが、基本的には初めにDVDを視聴して、その後に課題をやります。
課題が終わらなかったら残りが宿題になります。
宿題は、講義中に終わらなかった製図・課題1問(製図1枚)・記述問題の課題です。
向き不向きががありますが、ミケネコは学科試験の勉強よりはるかに楽でした。
ミケネコは、設計製図試験は製図の綺麗さよりもプランニング力の試験だと思っています。
とにかくエスキスがうまくできれば、問題文の条件がクリアできれば受かると考えています。
だって、実務で手書きなんてしないし、CADでいくらでも綺麗に図面は仕上がるし、CADオペと言う仕事があるぐらいです。
線の綺麗さよりも製図スピードを重視し、何度も書いてスピードを上げるのではなく、早く書く手順を考えました。
とにかく、ちゃんとしたプランで試験時間内に書き終われば良いわけです。
二級建築士試験の設計製図試験の勉強をしていた時は、1日1課題エスキスをすることを心がけていましたが、今回は課題数が足りません。
日建学院 のスタッフに課題集がないか聞いてみましたがないとのことでした。
市販の問題集が発売されたので本屋で1冊買ってやってみたら、問題も模範解答も微妙でしたので、改めて資格学校に通う価値を感じました。
月曜日から土曜日は、仕事の昼休みに宿題のエスキスと宿題の記述問題、記述問題の練習をして、夜中に自宅で宿題の製図をしました。
製図はちょっとずつやったので、1枚を一気に書き上げるのは、授業中や模試の数回のみでした。
ひどいと宿題の製図は製図板を使わずにフリーハンドや普通の定規を使って書いたりしていました。
授業では、プランニング方法のDVDもありましたが、ミケネコは自己流です。
記述問題については授業を良く聞き、特に設備系が弱いので授業やテキストや宿題が役立ちました。
学科試験結果
学科試験の合格発表は、9月上旬にあります。
HPで合格者の受験番号一覧が掲載され、後日自宅に葉書が届きます。
この時点で、設計製図試験まであと1ヶ月しかありません。
合格通知を見て初めて学科試験に通ったことを実感し、ミケネコのラストスパートは始まりました。
試験直前
ミケネコは学科試験後の2ヶ月コースでしたが、日建学院 には長期コースや短期コースも有り、試験直前に合同授業が行われました。
コース関係なくグループ学習が有り、初対面の受講生とも話しました。
時間内に図面が書き終わらない・配分時間内にエスキスがまとまらないという受講生、ミケネコが見ても明らかに動線がおかしいプランの受講生もいました。
もう、驚きですよ。
高い受講料を払っているのに、講師は何をしてるんだろうと思いました。
宿題の採点にしても、的確なアドバイスもあるとは言え、ミケネコ自身が誤りに気付いている部分は指摘されなかったり、なんだかなと思ってしまいます。
とは言え、ミケネコにとっては自信につながり、試験までは記述問題や設備関係の見直しを重点的に行いました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません