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夜間専門学校のすすめ(建築系)〜低リスクで人生をやり直す方法〜

2020年8月27日

アラサー兼業主婦のミケネコです。

夜間専門学校への入学を考えている方はもちろん、学部選びや就職に失敗したな〜と考えている方へ。

専門学校の夜間部は、低リスクで人生をやり直す方法の1つとして、選択肢に入れてみてください。

理由は簡単です。

『費用が安いし、昼間は働くことが可能』

『いろんな年齢の人がいるから、浮かない』

(注)あくまでミケネコの体験談です

この先は時間に余裕のある方、ご覧ください。

ミケネコは、特に夢はなく、お金もないので、学校にあった高校生向けのハローワークの求人を見て、たまたま工務店に就職できました。
高校は普通科でしたので、工務店とは言え配属先は経理部でした。

経理の仕事は嫌いではなく、むしろ好きな方でしたが、不満もありました。

給料が低く、休みが少ない、なにより、やりがいがなかったのです。

お金を貯めながら、自分自身のけじめと将来のために、3年以上勤務と簿記二級を取得し、退職しました。

初めは大学に行きたいと思っていましたが、ネックになるのは次の3点です。

・4年間も続けられるかわからない

・費用が高い

・若い子と同級生でやっていけるのか

ネットや図書で進学のことを調べたところ、夜間部にすることに決めました。

夜間部があり、社会人入試を行なっている大学へ、オープンキャンパスなどに行ったりしました。

すると、どの大学が良いのか、どの学部が良いのか、迷い出してきりがありません。

経済学部や経営学部は4年後の就職先が思い描けず、理系だと難易度が高くて尻込みしてしまいました。

そもそも、大学の夜間部では、最初に記したネックをクリアしていません。

そこで、専門学校も視野に入れて探し始めました。

ただ、専門学校こそ分野が多岐に渡っており、迷宮入りしそうでした。

安易ですが、工務店で働いていて建築用語を少しは聞き慣れているので、建築系の専門学校に決めました。

ミーハーながら、「地図に残る仕事がしたい」ってやつです。

経理部でやりがいなく働きながら、あっち側(工事部)に行きたいな〜と、本当に安易に決めました。

都内で建築系で夜間部がある専門学校に行くことに決めました。

オープンキャンパスや学校説明会に行くと迷いが生じるので、いきなり願書を提出しました。

入試はなく、面接のみでした。

上記の通り、面接時に初めて学校に行きました。

面接は平日の夜でしたので、仕事帰りにリクルートっぽいスーツに着替えてから行きました。

緊張して校舎に入ると、私服の若い男性が複数人いました。

同じ受験生だと思うのですが、割とカジュアルな私服で、私が場違いな印象で、更に緊張が増しました。

順番に呼ばれて面接室に入り、面接官は年配の男性が1名、いよいよ面接スタートと思い身構えていました。

すると、「通えますか?」と聞かれました。

「え、か、通えます」と答えるしかないミケネコです。

面接はこれだけです。

志望理由とか聞かれないんですね。

ちゃんと通学できるか、4月以降の予定を聞かれただけで、5〜10分程度で終了しました。

これだけで落とされたら嫌だなと合否通知を待ち、無事に合格できました。

入試は3月下旬まで行われています。
ギリギリまで迷っていても大丈夫です。

気になる費用ですが、入学金や授業料や教材費などを合わせて、2年間で約100万円でした。

入学金の関係で1年目の方が2年目よりやや高めです。

年に2回、前払いで振り込みました。

同じ専門学校の昼間部と比べて半額以下です。

大学の夜間部に4年間通ったら、いったいいくらかかるのでしょうか。

資格スクールでも100万円かかるような時代に、学生に100万円でなれます。

学生証があり、定期や入場料が学生料金になります。

しかも、ハローワークの教育訓練給付制度により、給付金を受け取れました。

学費が安い代わりに、授業時間は短いです。

平日は、18:00〜19:30と19:40〜21:10の2コマ、土曜日は隔週でした。

1日中授業があるより、短時間の方が続けやすそうです。

もちろん、学生ですから夏休みや冬休みなどの長期休みもありますし、試験もあります。

試験はあまり難しくないので、少し勉強すれば大丈夫です。

課題は出ますが本人次第で、時間をかけずに提出しても受理されますし、熱心に凝った作品を制作する人もいました。

ゼミやサークルはありませんので、仕事との両立が可能です。

クラスメートについて、1クラス30人程度で、女性は3割ぐらいでした。

19歳〜25歳ぐらいが大半でしたが、主婦や定年後の方もいました。

席が近かったり、年齢が近い同性で仲が良くなっていました。

特に女子は少ないので、とても仲良くなれました。

昼間の属性について、多くの人が建築関係の仕事に就いていました。

雇用体系は、社長、正社員、契約社員、派遣スタッフ、アルバイト、職人などです。

ミケネコを含め女子は、派遣やアルバイトが多かったです。

派遣スタッフについては、別で紹介します。

建築関係だからなのか、遅刻や欠席者が多く、中退した人も数名いました。

就活について、既に昼間は働いているので就活が必要ない人も多く、少数ですが進学する人もいました。

就活したい人は、学校に来ている求人票から応募、一般的なリクナビなどから応募、働きたい会社に直接応募、知人の紹介など様々でした。

最後に、脱サラして専門学校の夜間部に入学して、全く後悔はありません。とても楽しくて有意義な2年間でした。